フランス旅行余話(2)

温故知新

 翌日は隣のサンルー市の朝市へ出かけソーセージの焼ける匂いの立ち込める中、真っ赤なピ−マンのようなトマト(名前ご存知の方教えてください。)(写真-7)を食べて納得。 ピ−マンの香りのトマトですが、S氏の話によればあとパンを食べれば遅い朝食と早い昼食で安上がりにすごせるとのこと。

  ここでは第二次世界大戦時ノルマンディーの激戦(2004年6月で60周年)で城の城壁や建物は粉々に破壊されてしまったのですが、現在ではその破壊された石を積み上げかなりの建物が再建されています。 その一つ、とある教会(写真-8)に入りましたが丁度パイプオルガンを気合入れて練習をされており緊張感と荘厳な雰囲気を味わうことができました。

 ノルマンディーの村での演奏会に先立ち行われた歓迎会では、美味しい赤ワイン(写真-9)、各家庭の地下に貯蔵されたシードル(写真-10)など飲ませていただきました。 シードルは2年間貯蔵してから飲むそうですがなかなかの味がしていましたよ。

写真-7 サンルーの朝市風景
写真-8 修復中の教会
写真-9 村で飲んだ赤ワイン

 ルネッサンス・バロック舞踏と音楽の演奏会が終わり交歓会ではまず日本の抹茶のセレモニー、折紙で鶴の作製指導、日本民謡など行われ、友好セレモニーの乾杯には辛口で美味しいシャンパンが出てまた一段と盛り上がりました。

  また日本の歌を歌ってくれた規律正しい小学生たちは、歳月は早いもので今では30歳近いですよね。 時間のたつのも忘れて宿舎に帰ると丁度北斗七星が夏でもかなり高い位置で見え思わず「セブンスター」と叫んでしまった。

  取材に来ていた25歳ぐらいの若い男の子と片言のフランス語で会話したんですが気に入られて練習の写真を撮られ、後日「お茶とシードルの交歓会」と題した新聞記事でウォンテッドされてしまいました。

 その後パリに帰り、ステンドグラスが荘厳なセントチャペル教会での古楽演奏会(写真-11)へ行きこれがまた驚きでした。 残響が数秒以上もある教会でしたが、音が星が降るようにかぶさってくるものの演奏に違和感はなく、大きな波、小さな波と別の何人かが加わっているような貴重な体験でした。

  リコーダー、ルネッサンスリュート、カウンターテナーの3人組で中世、ルネッサンス音楽のプログラム編成でしたが、後日2人は日本で演奏され名古屋の観光ホテルまで聞きに行きましたがセントチャペル教会での快感は体験できませんでした。

  夜の9時に演奏会は終わったものの後ろを振り返ると薔薇窓のステンドグラスが異様に輝いて見え思わず写真を撮ってしまいました。 こういうステンドグラスの光をとる場合、かなり露出不足にしないと巧くいかない経験があり、超露出不足で撮ったのですが、1,2枚自慢してはいけないのですがこれがまた非常にうまく撮れていて写真-12に紹介します。

写真-10 家庭地下のシードル樽
写真-11 古楽器コンサート
写真-12 セントシャペル薔薇窓

 またおなじみのロワール川周辺古城めぐりの時には、昼食で何種類かのチーズを選べということでしたが青い風味のあるかなり癖のあるチーズなどを選んでしまったが白ワインとフランスパン、エビアンで口直し。

 パリの別のビストロでは、普通の肉を注文したほうが良いよと忠告されたのですがコースで甘いハト肉料理を選んでしまい、あとで甘いブランデーまで出て美味しいのですがこれだけ甘いと口直しにならないのでちょっと困った。

 地中海料理の店ではクスクスと安価なテーブルワイン(当時15Fぐらい)を注文し、クスクスは結構おいしく頂けました。 テーブルワイン(イタリア製のワインかな?。)でも結構おいしく、これでは高級品はいらないですね。

 その後18年経過しましたがもう一度改めてゆっくりと食べ、飲み、会話して歩いて見たいものです。
 雑文ですが間違いなどありましたら教えていただければ幸甚です。

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